2021年のソーイングにかかった費用《総まとめ》

まとめ
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去年ご好評をいただいたこのコーナー。

2020年は5万円ぐらいに収まったが、2021年はミシンを購入したこともあり、金額が大きく膨れ上がった。
この先、ソーイングにこんなにお金を使うことは、たぶんもうないだろう……ないと思いたい。

この記事では1年間のソーイングの総まとめとして、材料費・型紙・書籍代・講習費・ミシン代の項目に分け、かかった費用をドーンと公開する。

材料費

おもな生地と購入したショップ名、糸など主要な副資材を含めた合計金額を記した。
青色のリンクをクリックすると個別の制作記録のページにジャンプする。

  1. ノルブリンカのモンペパンツ……綿ローン(オカダヤ)不明
  2. ペチコート……ベンラセーヌ(オカダヤのワゴンセール)792円
  3. セミタイトスカート……フラノ(生地のオガワ、昨年制作物の余りを使用)副資材のみ1,518円
  4. パジャマ上下……コットンフランネル(ハッピーサークル)4,073円
  5. ペチコート……シルクスカーフ(メルカリ)800円
  6. 2重仕立てブラウス……ラッセルコードレース(ソールパーノ)5,687円
  7. 2重仕立てブラウス……ラッセルコードレース(クルール)7,455円
  8. ウエストゴムスカート……段ボールニット(日暮里トマト)861円
  9. オープンカラーシャツ……リバティタナローン(楽天)5918円
  10. セミタイトスカート……コットン綾織(日暮里・長戸商店)1,815円
  11. セミタイトスカート……サマーウーステッド(葛利毛織工業)6,926円
  12. オープンカラーシャツ……リバティタナローン(楽天)5,874円
  13. セミタイトスカート……ストレッチチノ(ソールパーノ)1,700円
  14. ペプラムブラウス……ヨーロッパリネン・起毛(リックラック )6,358円
  15. ドレスパンツ……トロピカル(日暮里・長門商店)4,444円5,962円

小計:55,739円

今年は高価な生地に挑戦して苦労するケースが多かった。

mあたりの単価が一番高かったのはDOMINX(葛利毛織)のサマーウーステッドだ。
mあたり6,600円。
スカートだから1mで済んだ。じゃなかったら初心者に手が出せるような生地ではない……。

細かいグレンチェック織のサマーウール

一方、材料費が最も高かったのは総レースのブラウスだ。7,455円。
《2重仕立て》で裏はクレープデシンを使用し、材料費が2倍かかった。

総レースの二重仕立てブラウス

「おしゃれ着」を作るのは楽しいが、コロナ禍では着る機会が限られる。

今年作った中で一番着たのは制作費用861円のウエストゴムのスカートだった。
ニットは伸びるから着心地も楽なのだ。

段ボールニットのゴムスカート

2020年に制作したキャミドレスも冬になり、またヘビロテしている。(記事さえ書いていないのに……。)

起毛のリネンを使ってまた作るつもりだったのに、目をつけていた生地が廃番になり、買い逃してしまった。ぐぬぬ。

来年はもう少し縫いやすい生地を選んで、「普段着」を多く作りたい。

型紙

  1. クルールの2重仕立てブラウス 1,987円(送料別)
  2. サン・プランニングの台形スカート 544円
  3. VOGUE PATTERNSのランジェリー・キャミソール・バスローブ 3,200円

小計:5,731円

クルールのブラウスは気に入って2着も作った。
シンプルな形で流行り廃りに関係なく着られそうな型紙だ。総レースにするため、袖の仕様を変更している。

台形スカートは裏地の型紙を作る際に参考にした。

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ヴォーグの型紙はキャミソールを作るつもりで購入したが、まだ作っていない。
ツルツル素材の扱いが難しそうで……。
安価なポリエステルサテンを買って、まずは練習したい。

書籍

  1. 月居良子つきおりよしこのシャツ&ブラウス 1,760円
  2. パタンナー金子俊雄の本格メンズ服 1,760円
  3. 誌上パターン塾 vol.3パンツ編 1,870円
  4. きれいな仕立てのプロの技(中古)1,280円
  5. きれいに縫うための基礎の基礎(中古)620円
  6. 美しく着やすい型紙補正 1,650円
  7. ロックミシンってぶっちゃけ買ったほうがいいですか? 1,430円
  8. 樋口愉美子のアップリケ刺しゅう(中古)860円
  9. 1色刺繍と小さな雑貨(中古)855円

小計:12,085円

今年は型紙補正に挑戦しようとして壁にぶち当たった。

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11月頃になって「本番でいきなりアレンジするのは無謀すぎる」と遅まきに気づき、試作用のシーチングを買い込んだ。
初めて作る型紙はトワルでシルエットを確認してから調整した方が簡単だ。
もっと早くこうすれば良かった……。

『誌上パターン塾』からはブラウスを1枚縫い、パンツの型紙を作って自分のサイズを確認した。

ペプラムブラウス

金子俊雄先生の本からはパンツを作り、樋口愉美子先生の図案で刺繍を練習している。

月居良子先生の本はまだ作っていないが、春になったらシャツを縫うつもり。

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購入した本はどれもそこそこ使用しており、いい買い物をしたと思う。(自画自賛)

ミシン・講習会の費用

  • ロックミシン講習会 5,500円
  • ロックミシン「糸取物語」109,780円
  • トリムビン 2,200円
  • ミシン5年延長保証チケット 6,600円

小計:124,080円

2月にオープンしたばかりの「ふらっと日暮里」でベビーロックミシンの講習会を受けた。
これがすっごくおもしろかった!
ロックミシンをこれから購入検討している人におすすめだ。

10月にはまるで私のために書かれたのかと思うタイトルの『ロックミシンってぶっちゃけ買ったほうがいいですか?』が発売され、早速購入して読んだ。
初心者向けに必要な情報がコンパクトにまとまっているところがいい。めんどくさがりで要点だけさらっと押さえたい、という私みたいな人におすすめだ。

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12月。ドレスパンツを縫った際、家庭用ミシンの「裁ち目かがり」の限界を感じ、ロックミシンの購入を決意。

ロックミシンを選ぶときは、こちらのサイトが一番参考になった。
ミシンの販売には価格をオープンにできない理由があること、価格帯ごとの特徴、ユザワヤ、シュゲールでは専売品があることなどが紹介されている。

私は、あちこち見積もりを取って比較するのが面倒だったのと《5年保証・送料無料》で修理してくれる点を重視して「ユザワヤ楽天市場店」で購入した。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ロックミシン 『糸取物語 BL625DXS』baby lock ベビーロック
価格:109780円(税込、送料無料) (2021/12/26時点)


ジョビー
ジョビー

同等のミシンをもっと安く買える店もあるかも……。
でもこのご時世だし、お店が急になくなったりすると困る。ユザワヤならその点は心配ないかなって。
販売店について情報をお持ちの方は、ぜひメールやTwitterで教えてください!

終わりに

材料費・型紙・書籍代……73,555円
ミシン・講習会費用……124,080円

合計:197,635円

今年は随分お金を使ったな〜〜。

何事も続けられるかどうかわからないので、まずはなるべくお金をかけずに始め、必要なものは後から買い足していくのがポリシーだ。

家庭用ミシンは、祖母から無料でもらえてラッキーだった。
職業用ミシンとロックミシンは後から揃えるつもりだったが、どちらかと言うとロックミシンに多くの予算を割き、職業用は安いものでいい、なんなら中古でも構わないと思っている。

来年は家庭用ミシンとロックミシンを駆使して、いろいろ縫ってみたい。
特にニットを縫うのが楽しみだ!

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