2020年はソーイングに熱中し、あまり洋服を買わなかった。
では、生地や資材にどのくらいお金が掛かっただろうか? まとめてみた。
生地代
- ボートネックプルオーバー……リバティ、タナローン、計算外(数年前の購入品、6,000円ぐらい)
- パジャマ上下……HINODEYA、ダブルガーゼ 、2,772円
- Vネックシャツ……HINODEYA、ダブルガーゼ 、1,188円
- 襟付きブラウス……オカダヤ、オックスフォード、1,379円
- パジャマ上下……HINODEYA、ダブルガーゼ 、3,707円
- ショートパンツ ……HINODEYA、ダブルガーゼ 、計算外(余り布を使用)
- Aラインワンピース……リバティ、ブロード、計算外(数年前にいただいた生地を使用)
- ノースリーブブラウス……HINODEYA、ダブルガーゼ 、1353円
- ノースリーブワンピース……リックラック、リネン、3,740円
- ダブルガーゼのガウン……HINODEYA、ダブルガーゼ 、3,157円
- ノルブリンカのもんぺパンツ……オカダヤ、コットンローン、1,940円
- ノルブリンカのブラジャー……HINODEYA、ダブルガーゼ 、計算外(余り布を使用)
- キャミソールドレス……生地のオガワ、ウールフラノ 、4,554円
- セミタイトスカート……リックラック、スープルコットン、1,320円
- セットアップ……オカダヤワゴンセール、ポリエステル1,078円
小計26,188円(送料は別途)
1着につき2,000〜3,000円。
副資材はなるべく100円ショップや手持ちの材料を流用し、新しく買うのはボタンやウエストのゴムぐらい。数百円程度だ。
年間3万円しか材料を買っていないなんて……洋裁ってお金がかからなくていい趣味だな!?
2020年は時節柄外出を自粛し、通販を利用する機会が多かった。
特にHINODEYAのダブルガーゼが気に入り、5色も買って仕立てた。
「ガーゼはほっこりしすぎて外向きではない、ルームウェア向き」という人もいるが、私は外に着ていくのも好きだ。シンプルなブラウスを作り、仕事でも着ていた。(これは、仕事によると思うが……)
リックラックのリネンは色はいいが、洗濯によるダメージが心配だ。
夏服以外でまた使ってみたい。
同じ系統の秋冬向けの起毛リネンも良さそうなので、キャミワンピは起毛で作れば良かったなー。
その他に良かったのは、生地のオガワのウールだ。
色よし、風合いよし。思わず楽天のレビューを書くぐらい気に入った。来季もウールを買うときはオガワさんをチェックしよう!
私が生地を買うときにルールとして決めているのは、必ず、作るものを決めてから注文することだ。
今作っているものの目処がついてから次に作るものを考え、手配を始めても十分間に合う。
それ以上先走ると、作りきれず「積み生地」になる可能性大だ。積んでいるうちに季節は巡り、流行は移ろい、結局作らずにデッドストックとなる……。
そうなるのが目に見えている。
実家の母が反面教師だ。
このルールのおかげで生地を買いすぎることもなく、費用が抑えられているように思う。
型紙代
- パジャマシャツ……リックラック、1,210円
- もんぺパンツ、ブラジャーのセット……ノルブリンカ、1,000円
- ノースリーブワンピース……リックラック、1210円
- キャミソールドレス……リックラック、1,210円
- セミタイトスカート……リックラック、1,100円
小計5,730円
昨年はリックラックにお世話になった。
リックラックの仕様書は詳しく、これさえあれば電話サポートを受けるまでもない。
型紙のショップもいろいろ見るのだが、ガーリィなデザインが多く、私には似合いそうにない。
作りやすさとシンプルデザインを求めたら、リックラックばかりになってしまった。
次回は(難易度高そうだが)クルールあたりに挑戦したい。
布と型紙のお店クルール
参考書代
- ソーイングナチュリラvol.4……中古400円
- 誌上・パターン塾vol.1 トップ編……中古1,000円
- シャツ&ブラウスの基本パターン集……新品1,650円
- リバティプリントデザイン図鑑……新品3,080円
- テキスタイル事典……中古1,500円
- うれしい手縫い ダルマ家庭糸の針仕事……中古880円
小計8,510円
初心者の頃は型紙が付いている本を買うこともあったが、1冊につき1パターンしか作らないのではもったいない。型紙は図書館で借りたり、専門店で購入して、その分「レファ本」を購入して読むようになった。
この中で一番活用しているのは『テキスタイル事典』だ。
始めは繊維の解説。天然繊維・化学繊維に項目が分かれ、繊維の特性や扱い方について詳しく書かれている。
次は「織物」「ニット」の順に布の種類別の解説。織物は糸で織り上げた伸びのない生地、ニットは糸をループ上に編んで伸びるようにした生地だ。
綿織物だけでも36種類、この他に麻、毛、絹織物が紹介されている。(この分類は便宜上のものであり、例えばジョーゼットは絹織物の頁に分類されているが、実際には絹に限らず化学繊維を用いて作られる場合もある。)さらには各種の加工や柄の解説まで。
服地についての知識が乏しいので、折にふれてこの本を開き、購入した生地、店舗で見たり触ったりした生地、既製服の生地と比べて学んでいる。
ページの欄外には「用途」としてどんな服に使われるかが書いてあり、例えば「サージ」であれば、スーツ、制服、作業服と書かれ「学ラン」の写真が掲載されている。
通販で生地を選ぶ折にはこの本が非常に役に立った。
まとめ
合計40,428円
こまごまと購入した道具や幅資材を合わせても、5万円くらいじゃないかと思う。
趣味としては、まあまあ安い!!
服を買うのが好きで、毎年10万円以上買っている。
2020年はインナーを一通り新調した他、新しい服は5着ぐらいしか買っていないはずだから、被服費は大幅に抑えられたんじゃないかな。
2021年は1つでも多くの素材を見て、触って、縫ってみたい。そして、より多くのパターンに挑戦したい。
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