ついに、重い腰を上げてロックミシンを買うことにした。
やっと家庭用ミシンの「裁ち目かがり」とおさらばできる。やったね!
『yanのてづくり手帖』を参考に、糸は基本の色・よく使う色だけ備えて使いまわしするつもりだ。
私がよく使いそうな色は、生成り、グレー、ブルー、黒あたりかな。
ロックミシン糸は何巻必要なのか
初心者なので基本的なことから調べた。
- 端かがりなら:1本針3本ロック(3巻とも90番でうすく仕上げるのが基本)
- ニットソーイングなら:2本針4本ロック(左側の針糸2本は60番・右側のルーパー糸は90番を使い分けるなど)
ニットソーイングは人によって意見が分かれる。
針糸だけ60番にして強度をあげた方がよい(特に子ども服)という意見もあれば、60番は直すときにほどきにくいので、大人の服は全部90番でいいという意見も。
私はめんどくさがりなので基本は90番を3巻セットで購入して、ニットを縫うときだけ、左針糸に60番をセットして使ってみようと思う。
フジックスのロックミシン用糸は2種類
私が信頼するフジックスでは、ロックミシン糸は「ハイスパン」と「キングスパン」の2種類がある。
品質はフジックス公式を見比べてもなにが違うのかわからないぐらい共通だ。
違うのは長さとカラーバリエーション。
名称 | 長さ | カラー | 参考価格 |
ハイスパンロック#90 | 1500m | 80色 | 550円 |
キングスパンロック#90 | 1000m | 100色 | 297円 |
参考価格はオカダヤ公式より。(2021年12月調べ)
オカダヤではハイスパンって割高だ。
キングスパン糸を小分けで買うのが一番お買い得!
インターネットの糸屋さん「ボビン」では、ミシン糸を小分けにして販売している。
例えば、キングスパンの90番(5000m)を3巻に小分けすると、手数料込みで770円。
オカダヤでキングスパンロックを3巻購入すると3000mで891円だから、たくさん使いそうな糸は「ボビン」で小分けにして買う方が断然お得だ。
キングスパン糸のうち、家庭用として販売されているのは「キングスパンロック」の1000mだけ。
それとは別に工業用として、5000m、10000m、20000mといった長い巻も販売されている。
「ボビン」が小分けして販売しているのはこうした工業用の糸だ。
名称 | 長さ | カラー | 参考価格 |
キングスパンロック#90 | 1000m | 100色 | 297円 |
キングスパン#90 | 5000m | 411色 | 430円 |
キングスパン#90 | 10000m | 181色 | 690円 |
品質表示は「ハイスパン」や「キングスパンロック」と全く同じ。
5000mの糸のみ、カラーバリエーションは411色と多い。
(参考価格は1000mのみオカダヤ、他は「ボビン」での1巻あたりの価格だ。)
便利な色の選び方
早速、工業用キングスパン糸(411色)の見本帳を取り寄せた。
もし見本帳が手元になくて「411色の中から自分で選ぶのはめんどくさい、適当に選んでほしい」という人は「ボビン」で欲しい糸の色番号をスクロールすると「よく出る色」として、色番号と色名が示されている。例えば「218 青」など。
この機能を利用して、よく買われている色を見て選ぶと便利だ。
まとめ
ロックミシン用の糸のうち、たくさん使いそうな色は、キングスパン・90番を小分けにして「ボビン」で購入すると安い。
私は、ユザワヤでロックミシンを買ったときに「白」をサービスでもらった。
その他に、キングスパン403番(生成)・784番(濃いグレー)・81番(暗いネイビー)を購入し、次は、402番(黒)と708番あたりの(ミドルグレー)も購入予定だ。
濃淡で何色か揃えておくと、濃い色は濃い色同士、薄い色は薄い色同士で合わせれば、色調がちがってもなじみやすかったりする。(2022年5月追記)
きっちり合わせたいときには、シャッペスパン#90の300m巻を購入するつもりだ。
ちなみに「ボビン」では、シャッペスパンミシン糸やミシン針も安い。
小分け糸を1セット送るときは郵便:350円、2〜4セットでレターパック:520円の送料がかかる。(2022年5月調べ)
本州の最南端・宮崎県からの発送となり、レターパックだと比較的早いが、郵便だと地域によっては日数が多めにかかることもついでに申し添えておく。
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