フューシャピンクの楊柳に一目惚れしてこれでトップスを縫いたい!と思った。
楊柳といえばギャザー。たまたま手に取った『コットンフレンドソーイング』(過去号)に良さそうな型紙が載っていたので、これを利用した。
型紙
前も後ろもギャザーを寄せたデザインだ。
①プチカラーブラウス、スタンドカラーワンピース(②フレンチスリーブ、③7分袖)の3パターンが紹介されている。
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私はプチカラーブラウスを選び、小さいえりを外してスタンドカラー(台えりのみ)にした。
モデル(inoriさん)は173cmの長身のため、写真ではボタン一つ分=7cmほど(推定)丈を伸ばしている。
これもかっこいいが、私は型紙通り作った。
首元は開いているほうが好きなので、ボタン位置をずらしV字に開くように調節した。
生地
楊柳を縫うのは2回目だ。
前回と同じAPUHOUSEの生地。
楊柳は濡らすとシワが縮み(=横幅が縮む)、手で伸ばしたり着用しているうちにまた自然に少し伸びる性質がある。
横に縫うときに伸びやすいため、ギャザーミシン(=粗めのミシン)をかけたら一層伸びた。シワが伸びてもギャザーでまた縮めるので、仕上がりには影響ない。
案外縫いやすい生地だ。着心地がよく、さらりとしている。トップスやワンピース向き。
縫製
縦のギャザーは比較的きれいにできたが、斜行するところは難しかった。均一に寄せられているかどうか、自信がない。
袖ぐりや脇のぬいしろはロックを掛けやすいように多めに(15mm)ぬいしろを付けていたのに、ヨークのぬいしろをミスして10mmで裁断してしまった。
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袖ぐりの始末をするときに困って、内側にバイアステープを縫い付けカバーした。
初めはヨークのところだけでいいかな?と思ったが、袖の内側は着たときにちらりと見えるので、(前はいいが)後ろ側はぐるっと一周付けておいた方がいい。
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台えりはぬいしろが重なって縫いにくかった。
こんな狭いえりの中ではぬいしろが渋滞して縫いにくくなるのに、表裏両方に芯をつけたのはやりすぎだったかも。表だけにして、ぬいしろも段差を付けて整理する方が良かった。
同様に前立ての裾も三つ折りで厚みが増して縫いにくかった。
前立てに芯を貼るときは裾の折り目にかかるようにして短く貼り、厚みが出ないように調節したほうがいい。
完成
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![ジョビー](https://sewing-giovy.page/wp-content/uploads/2022/10/07DDE93F-D03E-49EA-B64A-A9CBB638D2C9.jpeg)
ド派手なピンクがいいでしょ。テンション上がる〜!
- 生地: APUHOUSE 楊柳綿ドライクレープ 110cm×2m
- 材料費: 3580円
- 型紙: 『コットンフレンドソーイング vol.2』よりプチカラーブラウス
- 制作日数: 3日間 縫製9h
- 完成: 2022年8月29日
ギャザーはやっぱり似合わないな! 私が着ると着膨れして、太さが強調される。
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![](https://sewing-giovy.page/wp-content/uploads/2022/09/C1DECB55-62AF-411C-B75E-8E7CB6958F70.png)
無理にギャザーを入れず、シンプルなシャツなどにしておけば良かったのだが……。どうしても楊柳でギャザーを縫ってみたいという、好奇心がおさえられなかった。
一度作ったら満足した。
ギャザーでフワッと膨らむデザインが好きな人、似合う人にはおすすめの素敵な型紙だ。
かたやまゆうこ先生の型紙(=タックプリーツのブラウス)見たさに入手した『コットンフレンドソーイング vol.2』には、他にもドレープタイのブラウス、ドレープ布付きブラウス、Vネックプルオーバーなど、作ってみたい夏服が目白押しだった。
現在入手困難になっているのが惜しい。公立図書館に置いているところもあるので、興味がある方は探してみてほしい。
生地もさらりとして着心地よく、このブラウスは案外気に入って、夏の終わりに何度も着用した。
来年の夏は同じ生地でシャツを作りたい。
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夏のギャザーは涼しいからギャザー入れたくなる気持ちわかる。
それに見た目が可愛いし、楊柳なら汗かいても張り付かないし
素敵な一着に仕上がってますよ(((uдu*)ゥンゥン
あわせて穿いてあるボトムが幅有りだから
細いパンツを合わせたらトップスのボリュームを抑えてくれるんじゃないかなぁ~。
猫木さん、見ていただきありがとうございます。
そうなの、これ下はスリムな方が合いますよね。
ただ色合わせも結構難しくて。とりあえず黒のスリムなスカートやパンツと合わせてみてます。
1着作るとそれに合わせるものがまた欲しくなっちゃいますねw