2020年まで手縫いで。2021年から家庭用ミシンでのソーイングを楽しんでいる。
何度かリバティプリントのタナローンを縫って気がついた。
どんどん下手になってないか!?
なぜなのか、この記事に私の考えをまとめた。
糸の太さが肝心
タナローンを縫う際は、薄地用の糸を選ぶべきだ。
私のミシン(家庭用ミシン)に普通糸では、どんなに糸調子を工夫しても美しく縫えなかった。
- 薄地用糸(90番)……まあまあ縫える。
- 普通地用糸(60番)……粗めのステッチ(2.5mm)なら縫える。生地がつれるので、少し縫うごとに伸ばしたりアイロンをかけてなじませる必要がある。特にダーツなど、まっすぐ縫いたいところで歪みが出てしまい苦労した。
フジックス・シャッペスパンの300番以降は普通糸しかない。
色で妥協する(淡色は明るめの色、濃色は濃いめの色を選べば目立たない)か、メーカーにこだわらず細い糸を探せば良かった……。
下手なミシンより手縫いの方がきれい
家庭用ミシンでは下糸の調整ができず、生地がつれやすかった。
結局、手縫いの方が手で生地の張りを調節できるため、仕上がりがきれいだ。普通糸や太い糸を使用しても十分縫えた。
長い距離を美しく縫うには手縫いでも細い糸を使用した方がラクだが、強度が弱まるため、返し縫いなどを入れて工夫した方がよい。
接着芯・見返し
のりが表に染みやすいため、接着芯は薄地用を使うべきだ。芯を貼ってもヘナヘナで頼りないが、あまり硬くしてしまうとタナローンのしなやかさが損なわれる。
袖ぐりの処理で伸びそうなところは、ぬいしろに薄地用の伸び止めを使用した。
アームホールの見返しは35mm幅で付けたらめくれ上がってしまい、良くなかった。40〜50mm幅くらいあった方がいいみたいだ。
終わりに
高速直線ミシン(職業用ミシン)を使用している人からはこのような悩みを聞いたことがない。
貫通力が弱く、下糸を調節できない家庭用ミシンならではの悩みではないと思う。
ミシンとの相性もあるだろう。
私としては、次にタナローンを縫う際は手縫いにしようかと思っている。
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ジョビーさんこんばんは。
こんな夜中に縫い物をしているFFです。
家庭用ミシン、下糸の糸調子出来なくて苦労しましたが…
職業用でも、糸調子の調節、なかなか上手くいってません。
私の知識技術不足が原因かもしれませんが😅
リバティの生地、失敗できない代物なので…
ミシンが不安でしたら手縫いが確実ですよね。ジョビーさんは手縫いが出来るから、羨ましいです。
以前、私がネットに投稿した写メを見てもらうと分かると思いますが。
あれは生地がつれまくって失敗です。表地から縫えばマシだったかもですが、裏から縫った前立ての部分、酷い有り様でしたよね。
針は9号を使ったと思うのですが、糸は普通のシャッペスバンで太過ぎた気がします。
あと、接着芯も、薄手の折芯を使いましたが…今時は芯地はニット布帛兼用の伸縮性のある物を使うのが正解だったようです。その方が生地に響かないとか。
ニット布帛兼用の芯地、普通の厚みの生地に貼って使ってみましたが、糸が引きつれました。布帛でもたぶん、この芯地を貼った部分はレジロンか何かを使わないと、生地がつれてしまいそうです。
とりとめなく思った事を書いてしまいましたが。
満足のいく物を作り上げるようになるのは、私にはまだまだ先になりそうです。
今日はシャツ袖のカフスの上の切り込み部分のバイアス処理が、練習しても上手くいかずで。
某洋裁掲示板の方々のお世話になりました。それで何とかマシになり、本縫いを済ませたところです。
またまた長くなってしまい、すみません。
ジョビーさんは私より知識技術や経験がおありなので、近々きっと、満足の出来る仕上がりで作品を作られるような気がします。
私もジョビーさんを追いかけて、頑張ってみます💪
それでは、季節の変わり目なので体調を崩さないようご自愛下さいませ☺️
FF様
そうだったんですね。首元のフリルに目がいって、前立ての方は気づいていませんでした。
縫えば縫うほど理想が高くなって細かいところが気になりますよね。
難しい素材でも挑戦しなければできるようにはならないので、少しぐらいの失敗には目をつぶりつつ、私も試行錯誤してみます。
私なんて技術も経験もまだまだです。
上達を楽しみにがんばりましょう!