ゆかたを解くのに初心者は何時間かかるのか【レポ】

生地・素材
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フリマアプリでゆかたを買った。

予算1500〜2000円では新品同様とはいかないが、そこそこいいお品が入手できる。
(新品同様のものや、ブランドゆかたはそれなりのお値段がするので予算次第になる。私の意見としては、初心者はまず、手頃なお値段で試してみるのがいいと思う)

画面越しだと色味がよくわからないので、その辺りは勘案しておく必要がある。実際手元に届いてみると「この色は私が着るよりパートナーが着る方が映えそう」と感じた。

この記事では、初めて挑戦した「ゆかたほどき」の様子を紹介する。

作業手順

  1. えりを外して、ところどころ糸を切り、先丸の目打ちで丁寧にほどいた。
  2. 袖を外し、複雑に縫ってあるところもよく見て、生地を傷つけないようにほどく。
  3. 大体ほどいたら、細部はどこまで使うかわからないので端の端まで神経質にやらなくてもよいと考えた。
  4. 繊維クズやゴミは取り除き、生地だけの状態にして一度洗濯。(古着は大抵、埃っぽい匂いがする)
  5. ざっと乾かし、アイロンをかけた。
  6. 部分的にキズがあったり、問題がある箇所はマスキングテープを貼って、印をつけておいた。

所要時間

目打ちを使って、ゆっくり糸を縫いたら全部で4時間。ビデオを見ながらのんびりやった。
リッパーを使って糸をサクサク切り、時間短縮したらもっと早くなりそうだ。

慣れている人でも普通の着物を解くのに2〜3時間と聞いた。ゆかたは裏がないから、慣れればもっと早く解けるだろう。

解かないで利用する方法も

解くのがめんどくさければ、大きなパーツから順に「粗裁ち」するのでも十分だ。裁ち端がほつれないようにして、優しく手洗い、脱水すれば大きな問題はないだろう。

シミやキズがある場合にはそういうところは捨てて、使える部分だけ切って使えばそれでいい。(逆に、状態が良ければ、丁寧にほどいたほうが使える部分は多くなる)

反物を買うとか、フリマでも1m単位で計り売りしている販売者がいるので、そういうところを利用すれば苦労してほどく必要もない。

1枚のゆかたから何着分の材料が取れるか【考察】

ゆかたは身長の2倍も長さがあるから、生地の状態さえ良ければワンピースの1着、アロハシャツの2着は取れそうだ。

実際メンズのアロハシャツLLサイズの型紙を当ててみて、確かめた。半身でゆうに1着分取れる。
和服は幅が狭いから、後ろ身頃は2枚をはぎ、見返しは別裁ちにすればいい。

傷があったりして、部分的に足りなければ、後ろ身頃やえりを別布で切り替えたりするのも素敵だと思う。無地で差し色すれば、クレリック風のアロハになる。

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