布団カバーの紐を結ぶのがめんどくさい。
対処方法を検索すると、上位の検索結果は、例えば……
- 割り切ってボックスシーツで代用する
- 両側にファスナーのある「メリーナイト」のカバーに替える
- 特殊なすべり止めを使用したニトリの「Nグリップ」に替える
- スナップボタンでパチンと止めるタイプのカバーに交換する
など。
次回買い換える際はぜひ「スナップ止め」タイプを選びたいところだが……。カバーの肌ざわりにこだわったり、防ダニ加工にこだわるとそうもいかないかも?
ひとまず、現状のカバーに手を加えてスナップ止めできるようにリメイクした。
使用した材料
- アイロン接着テープ
- スナップボタン 8〜9mmのもの
- ほつれ止め液(100均で購入できる。省略可)
リフォームの手順《例》
1. まず、クシャクシャに縮まっている紐(綾テープ)をアイロンで伸ばす。
2. テープを自立させるため、5cmの長さで二つ折りにする。折り目の内側にアイロン接着テープを挟み、接着する。
3. 2本目の紐を同じ長さに切りそろえ、同様に接着する。
4. 端はめんどくさいので切りっぱなしにして「ほつれ止め液」を塗った。
5. 周囲をぐるっとステッチで囲み、金属スナップを縫い付ける。完成!
感想
布団カバーの紐は8か所に付いている。
全部付け替えるのはめんどくさいので、今回は四隅+短辺の中心1か所のみを加工した。5か所で止めておけば、とりあえず間に合うだろう。
スナップがあると秒で止め外しができ、大幅に交換時間を短縮できる。快適だ……。
スナップ選びのポイント
プラスナップ
わが家には金属スナップのストックがあるので流用したが、手持ちがない人、作業時間を短縮したい人には「プラスナップ」がおすすめだ。
なんといっても、縫わなくていい!
購入する際は予めテープの幅を測って、小さめを購入するといい。
大きさは9mmから。
打ち具
こちらは付ける際に専用の打ち具が必要となる。
「ハンディプレス」の方が安いが「卓上プレス」は力が弱い人でも軽い力で付けられて、作業が捗る。例えば、ベビー用品や介護用服などを作る予定がある人は1台持っていると便利だ。
ワンタッチ式プラスナップ ←おすすめ!
余計なものを買いたくない人は「打ち具不要」と書かれた「ワンタッチプラスナップ」を選ぶと、道具がなくてもスナップボタンが付けられる。
大きさは10mmから。
金属製スナップボタン←一番安い!
縫い付ける手間はかかるが、最も費用が安いのは金属製のスナップボタンだ。
手芸店で買うと8mmサイズ、24組で300円程度。
100円ショップのダイソー、キャンドゥでも取り扱いがある。
100円ショップにプラスナップもあるが、13mm以上と比較的径が大きいもののみの取り扱いになるようだ。
参考価格(大体の価格):
- プラスナップ(9mm)20組 350〜400円
- ハンディプレス 1,500円
- 卓上プレス 2,700〜3,000円
- ワンタッチプラスナップ(10mm)6組 350〜400円
※上記は全てサンコッコーの製品価格。
- 金属製・スナップボタン(8mm)24組 100〜300円
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