洋服のお直しの本を読んだら、おもしろかった。
『Dr.久美子流 服のリフォーム術』で扱っているのはおもにメンズスーツのテクニックだ。
体型に合わせてピッタリのサイズに直したらどうなるか。例えば、腰まわりがピッタリ合っていればベルトもタックも不要。じゃまなベルトループは外し、サイドにアジェスターを付けた例などが載っている。
洋服の仕立てを知る上で、参考になった。
これを読んでから、ZARAのシャツで1着袖丈が長いのがあるから、自分で直してみたらどうだろう?と思いついた。
早速ネットで調べて試してみた。
シャツの袖丈の詰め方
1. 袖まわりのタックの位置や幅を確認する。
2. パーツを丁寧にほどく。
3. 腕の長さに合わせて、袖をカットする。
4. カットした分だけスリットも延長する。
5. まず細い短冊を付け、次に太い短冊を付ける。両者の端を重ねて縫い合わせる。
6. カフスの長さに合わせて、タックを調整する。(普通はタックを深くするなど)
今回は7cmも詰めたので、かなりだぶつきが出、タックを1本増やして対応した。
7. カフスを縫いつける。
8. ホタンホールの端に印をつけ、ボタンをつけ直す。
9. 完成!
感想
短冊部分は薄いので、苦もなく縫い付けられた。一方、カフスは芯の厚みの分だけ分厚く縫いにくかった。
手縫いでちょっと粗くなってしまったが、間にもう1回ずつステッチを入れるとステッチが細かくなり目立たないと思う。
袖丈をピッタリに直すことができ、すっきりした。
袖カフスはめんどくさそうだと思っていたが、実際付けるだけでもかなりめんどくさかった。勉強になった。
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