Twitterで「無料型紙工房ことろ」さんが、立体マスクの型紙を無料配布しているのを見かけた。
マスクが品薄で花粉症などの人は大変かと思います。
そこで、立体布マスクの型紙は印刷しての再配布をOKにしました。
困っているお友達に配ったり、ガーゼ売り場に置いたり自由に配布してください。
作り方やPDFでの型紙DLはこちら⇒https://t.co/YiNUr2sW52
※ 配布するときは無料でお願いします pic.twitter.com/1pBjhJ96rI — 無料型紙工房ことろ (@cotoro_net) 2020年1月31日
これいいな!
以前お土産にいただいたド派手な布マスクを掃除用に愛用しており、自分でも作ってみたいと思っていた。
詳しい作り方・無料ダウンロードできる型紙はこちらから
作り方☆立体布マスク(ガーゼマスク)(ページ2) | 無料型紙工房ことろ
- 著者の意向で、この型紙はコピーして無料配布可能だ。ただし販売は不可。
- 作り方の再配布・転載・販売は不可。
- 作成した作品は販売可だが、トラブルのないよう自己責任でと書かれている。
資材は100円ショップ(ダイソー)で調達した
まず、ダイソーで、ガーゼハンカチ(3枚セット)と帽子用あごひも(柔らかい平ゴム)を購入した。

丸ゴムでもよいのだが、平の方が耳が痛くならないかな?と思い、こちらを選んだ。
手芸店などで「ウーリーゴム」「マスク用ゴム」が入手できれば、そちらの方がいいだろう。
〜追記2020/4/7〜
マスク用ゴム、平ゴムももはや品薄となり、現在は「スピンゴム」などの代用品が出回っている。女性用のタイツを輪っかに切って使うのも、耳が痛くならなくてよいと聞いた。
〜追記ここまで〜
ガーゼは縫う前に水通しし、アイロンを掛けた。
素材の特性上、ガーゼは洗うと大幅に縮むので、ウォッシャブルにしたい場合は水通しした方が無難だ。

ガーゼは縫いにくいため、この型紙ではぬいしろを多めに(1cmほど)取っている。ぬいしろを少し削ると、ガーゼハンカチ1枚につき、大人用マスク1枚分の生地を取ることができた。
手縫いで1枚縫い上げるのに、裁断から約1時間を要した。
作り方はことろさんのサイトで丁寧に説明されているので、初心者でも簡単にできるはずだ。
平ゴムの入れ方
ことろさんの作り方では丸ゴムを使用しているが、私は帽子用の平ゴムを使用した。
平ゴムは結ぶとかさばるので、縁を重ねて縫い付け、縫い目はマスクの中に隠すのがいいだろう。
私はこのように最初から輪っかにして縫い止め、ゴムをくるむようにして端をまつり付ける方法を取った。(ガーゼのぬいしろはかさばるので、まつりを使うことが多い。)

ゴムは一旦仮止めした後、このようにクリップ止めして何度か試着し、長さを調節した。

顔の幅には個人差があるが、大体30〜35cmの間で試着するといいだろう。
3mの平ゴムからマスク3〜4ケ分の材料が取れる。
完成品・感想
ダイソーのガーゼハンカチを使用して作ったのがこちら。

製作中のパジャマの余り布(ダブルガーゼ)を利用して作ったやつは、なんか、外科医みたい……?

付けると顔半分を覆い、しっかり鼻までカバーしてくれる。
この型紙、優秀!!
ことろさんのブログでは鼻の部分にワイヤーを入れる方法も紹介しているが、個人的にはワイヤーなしでも、鼻に充分フィットしていると思う。
パートナーに試着してもらったところ、「じっとしてれば大丈夫だけど、喋ると鼻が出る」とのこと。元の型紙を103パーセントに拡大して作ると、彼にはちょうど良かった。

市販のマスクと比べ、フィルターがない分性能は劣るだろうが、マスクが品薄となった今、洗って何度も利用できる点は有利だ。
追記:2020/4/3
布マスクは消毒なしに再利用し続けると、内部に病原体を溜め込むことになり、大変危険である。
現在の状況下において布マスクを着用するのであれば、帰宅後はすぐに外し、すみやかにハイターや煮沸消毒して手を洗うべきだ。
ここまで読んでめんどくさ〜と思った方には、ハンカチと紐を組み合わせて縫わずに作るのがおすすめだ。下記の方法は簡単にできて、洗いやすい利点がある。
3分でできるマスクの作り方 超簡単【手順の動画あり】 | ハフポスト
または、キッチンペーパーと輪ゴムで作る使い捨てマスクも手軽で良さそうだ。
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