2022年は23作品縫い、まとめ記事が長くなりすぎた。反省をふまえて(今年はそこまで作品数は多くないものの)半期ずつ作品をまとめることにした。
この記事では、2023年1月〜6月までの作品を紹介する。
1. パジャマ上下……1月
金子俊雄先生の型紙でパジャマを縫った。(2着目)
柄がズレないように時間をかけて縫ったらやり直しが少なく、前回より早く縫えた。
メンズを補正しているのでパンツのまたぐりが大きいが、着ていて不都合はない。
2. シャツワンピース……1月
コットンシャーティングというのは「シャツ用」生地だそうだ。私の感覚ではシーチングより薄く、しなやかな感じがする。
残念ながらワンピースにするとスカートのシワが目立って気に入らなかった。
前立てがズレてしまった凡ミスも気になる。(←これは自分のせい)
こだわってえりの製図を直したり、カラースナップを取り寄せまでしたが、こだわるところがまちがってたな〜。
ワンピースなら、もっと張りのある生地で作るべきだった。
このときはスタンドカラーがいい!と思ったのだが、今なら素直にシャツカラーで作ると思う。(ただし型紙通りに作ると第一ボタンの下が弛むので、そこだけは直したい)
3. プルオーバーシャツ【途中までで没】……1月
パートナーのために「囲み製図」してプルオーバーシャツを作ろうとしたが、うまくいかなかった。
レディースの型紙だとLでは小さい(当たり前だ)。
彼はなで肩だが肩に厚みがあるし、レディースの型紙をメンズの体型に合わせて補正する技術が自分にはなかった。
プルオーバーを着せてあげたかったのに〜〜
袖の仕立てはリブではなく2枚袖にして袖あきを細くしたりと、ないなりに知恵をしぼった。
レディースLサイズとしてはなかなかいい作品ができたけど……私はこういうのは着ないので、没!
型紙:鎌倉スワニー No.104を元にアレンジ
4. Vネックブラウス……5月
友人のために仕立てたものだ。
なにを思ったか中心の柄合わせがズレてるし、ポケットのステッチはよろけ、見返しはロックミシンで仕上げる自信がなくて切りっぱなしだったり。数々の難点はある。
だけど、本人が気に入って着てくれているようなので、気にしない!
この頃からSenjyu工房さんの動画を見るようになり、劇的に知識が増えた。
縫製はずっと独学で、大して上達しないまま時間ばかりがかかってしまい、効率が悪かった。たかが普段着を縫うのに9時間もかかるようでは長すぎる!
縫製を効率化すれば、もっと別のところに時間をかけられるようになる。例えば生地について調べたり、店まで買いに行って触れてみるとか。型紙だって自分で製図したり補正したり、もっと勉強する時間が必要だ。
さらに技術を磨いて、早く美しく縫えるようになりたい。
5. 【練習作品】バンドカラーシャツ……5月
セールで買ったポプリンで縫い始めたら、えりや前立てが硬いのが気になって、新しく芯と生地を買い、初めからやり直した。
縫い終わった後にSenjyu工房さんの動画を見ていたら、裾のステッチがナワになった理由がわかった。
押さえと下の送り歯の間で差ができるから、手で少し調節しなきゃいけないんだ!←今更すぎる。
シャツは練習すれば、もっと上手に縫えるようになると思う。
逆にいうと、今の実力では外出に耐えるレベルにならないってことよ!
6.7. 現代風MONPE……6月
去年の夏に縫ったもんぺは、しじら織なのに水通ししなかったもんでめちゃめちゃ縮んだ。横が2cm、縦が3cm。事前に浸水テストしたはずなんだけど、アテにならないもんだね!
綿だし、ちぢみとかしじらとかサッカーとか、この手の織物は縮みやすいんだな〜と学習した。
自分のぶんは型紙を広げて作ったが、母のはサイズを聞いたらSサイズだというのでSで作った。
シームポケットまで付けたのに、なにも言わずに送ったら「ジャストサイズすぎる。普段はゆるゆるのものしか穿かない」という感想で、わざわざ股ぐりをほどいて直したらしい。
そう言えば、おばあちゃんもゆるゆるのもんぺを穿いていたっけ……
Sサイズでもゆとりが必要なら私と同じサイズで良さそうだ。
しじら織のストライプが乱れるのがイヤで水通しをサボっていたけど、やっぱり水通しはした方がいいね!!←当たり前すぎる
それと、しじら織のパンツにシームポケットなんか付けても、スマホだとか重いものを入れると生地が垂れ下がってしまい気になる。それならパッチポケットで十分だし、前後の目印となる利点も大きい。次回作るときはパッチポケットだけ付けよう!
8. パジャマパンツ……6月
去年作った夏物パジャマのパンツを追加で作った。
久々にダブルガーゼのパジャマを作って感動。軽くてふわふわ、気持ちいい! 安物のサッカー、リップルなんか買うから硬かっただけかもしれないけど……
HINODEYAさんのガーゼはまちがいない!!
型紙:コットンフレンドソーイングvol.6掲載 かたやまゆうこ先生のストレートパンツ
9. ノースリーブブラウス……6月
東京では6月から猛暑が襲来し、ノースリーブばかり着ている。この分だと、しばらくノースリーブの生活になりそうだ。
そんな私のライフスタイルに反して、パターンブックと言えば半袖とかフレンチとか「袖あり」の服ばかり。
取り急ぎ、ノースリーブの型紙を探した。
こちらはリックラックの型紙。
チュニックはあまり着ないのでどうかと思ったけど、真夏はこんなもんでいいね。後ろタックがポイントで、風が通るし涼しいんじゃないかな。
問題は、この色が全然私に合わないこと!
でもいいか! 私には似合わなくても夏にはお似合いの元気が出る色だから。猛暑に負けないように。たくさん着て夏を楽しむつもりだ。
型紙:リックラック チャレンジパターンNo.108 ノースリーブブラウス【2】
後半予告
2月〜5月半ばまで手が止まっており、上半期は8作しかできなかった。
この他に型紙を起こして仮縫いだけは済んでいるのがあり、後半はまず、この2作品を作るつもりだ。
開襟シャツ&ワンピース!
縫い目が波打って、没にしたニットスカートも。(検索したら、対処方法は簡単なことだった。生地を買ってやり直すつもり。)
しばらくはYouTubeを見ながら縫製技術を学び、作品作りに勤しみたい。そうして少し腕を上げたら、秋から製図の勉強を再開できると、いいな〜〜!
ゴーゴー! レッツゴー!
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