伊藤まさこさんの型紙でノースリーブのブラウスを縫った。

この本、肩幅の記載がないのでサイズ選びに迷った。
普通なら11号を選ぶが、裾が広がる形だから9号でいいかな〜〜と安易に考えたのが失敗だった。
襟ぐり・袖ぐり共に小さすぎるのだ。
補正の方法
襟ぐり・袖ぐりを少しずつ広げることにした。
デザインが崩れないように元の型紙のカーブを利用して、襟ぐりの深さを10mm下げ横幅を左右に15mmずつ広げた。(何度も試着して慎重に広げている。)

袖ぐりは5mm下げた。

この変更により首元は鎖骨までのUネックに。腕は少しだけ動きやすくなった。

変更後がこちら。
次回同じ型紙で作るとしたら11号を選び、身幅を左右1cmずつ縮めるつもりだ。襟ぐりは11号でもなお、少し広げた方が着やすいだろう。
本の問題点
他の人はどうしたんだろう?と検索して、Amazonのレビューを見たら、辛辣な人が多く笑ってしまった。(文面は変えず、改行位置・空白などに少し手を入れた。)
白いシャツっていうか、チュニック?ワンピース?じゃないですか?
全くシャツの本ではないですね。残念でした。なかみを見てから買えばよかったです。
仕立て屋さんだったら…というストーリーも???な 仕立て屋らしさゼロのデザイン。ストーリーいりますかね。
せっかくシーチングで仮縫いしたのに。腕があがりません。
アームホールの長さはたっぷり過ぎるほどあるのにアームホールの形が悪すぎる! Dカーブルーラーの角度の問題です。私はアームホールは腕の運動を著しく制限するものであってはならないという認識です。
材料費と時間を無駄にして終わりました。
このパターンを描いた人は基礎すらわかってないのではないでしょうか。まあ自分も悪かった。本の雰囲気が良いだけで買っちゃったから。
デザインは素敵ですが、パターンにミスと思われる箇所があります。
出版社のホームページで問い合わせようと思いましたが、感想は書き込みできますが、質問は質問ページに飛ぶようになっています。しかしその質問ページには内容に関する問い合わせはできませんでした。
洋裁本を出しなれていない出版社という感じがしました。
どの意見にもおおむね同意だ。「せめて13号まで型紙を付けてほしかった」とかね。
そもそも、写真が「雰囲気写真」ばかりで全体のフォルムがよくわからない。形を確認したければ、仕様書を見るしかない。
白い服は白飛びして写真を撮るのが難しいと書いている人がいて、なるほどと思ったが……。
パターンは比較的簡単にできるものばかりで、初心者に向いている。
一方で重複した説明は省略されて他のページをあちこち見に行かなきゃならなかったり、そもそも説明不足なところ、説明の順序がおかしいところもあったりする。
出来上がり寸法のまちがいも見つけた!
以上の欠点を踏まえて、それでもデザインが好きだから作ってみたいという人、9号11号で収まる人向きの本だ。
着丈や肩幅はあらかじめ型紙にメジャーをあてて測ってみるのがおすすめだ。
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