自作のデニムパンツをしょっちゅうはいて、ぼろぼろになった。
その間にも何着かパンツを作ったものの、うまくいかず。
私の中でパンツの定番は、香田あおい先生のテーパードパンツ、かたやまゆうこ先生のスリムパンツ(ニット)、金子俊雄先生のクロップドパンツ。そしてうなぎの寝床のMONPEの4種類だ。
いろいろ作ったけど、やっぱり好きな形って決まっていて、「これをはいていれば、安心」となる。
この記事では、お気に入りのテーパードパンツの最新版を紹介する。
型紙
この本のお気に入りは、ウエストゴムのテーパードパンツ。
伸びのない生地でOKだが、あえてストレッチデニムを使用した。
元々クロップ丈なので5cm+洗濯による縮みを考慮して3cm伸ばし、フルレングスにした。
洋裁用のゴムは力が弱く、厚みのある生地ほど、ウエストが下がってきやすい。(←体型や「どのぐらいテンションをかけるのが好きか」による)
今回は後ろ半分にゴムを入れ、前側はポケットの位置で止めるようにアレンジした。
生地と糸
裏起毛のストレッチデニム。
厚みは前回と同じくらい。生地のテンションは硬め。
ストレッチでパンツを縫うときはレジロンを使う必要はなく(糸が細いので、摩耗で切れやすい)普通糸で縫い、ステッチだけ太糸を使用する(下糸は普通糸)のがおすすめだ。
糸はすべて手持ちを使用。
最近、糸の色合わせは効率を優先している。
地縫いは近い色(淡いむらさき)を使用したが、ロックミシンは同じくらいの濃さで似た色をミックスして(淡いピンクやベージュを)使用した。
太糸は用途が限られるため、他での使いまわしを考えて選んでいる。今回はcol.403(きなり)を使用した。
縫製
- ストレッチパンツを縫うときはミシンを3台出し、縫い合わせは家庭用ミシンの「伸縮縫い」、厚みのある部分の縫い合わせやステッチは太糸で「直線縫い」、端かがりはロックミシンで一気に片付ける。
- パッチポケットを均等な位置に付けるのが難しい。
- 股ぐりに、補強のため7cmずつ十字にステッチをかけたら長かった。
横のステッチは見えないからいいけど、前側が一番見えやすいので4cm、後ろ側は5〜6cmが適当だ。(サイズによる)

- ウエストベルトの縫い合わせは「伸縮縫い」だとベルト幅が狂いやすいので、「直線縫い」できっちり寸法を合わせたほうがいい。
後ろ中心がズレると目立つから、まず中心を短く縫って、ぴったり合っていることを確かめ、それから左右に縫っていくのがいい。 - ゴム入れは『ソレイヤードスタイル』のやり方を参考にしたが、「コの字」で一気に縫うより、工程を分けるほうが簡単だ。まず、ゴムの上からしつけでしっかり縫い止め、そのあと2箇所、縦のステッチをして止める。最後に1箇所、横のステッチをかける。

パンツのベルトには毎回泣かされる……
完成


裏起毛は滑りがよく、意外にも縫いやすかった。
惜しいのは、生地を買ったときはカラーデニムの気分だったのに、寝かせているうちにすっかり気が変わってしまったこと。
白か黒にしとけば、よかったな……。
- 生地: 鎌倉スワニー、(アウトレット)裏起毛ストレッチデニム 2.0m
- 材料費:1,490円
- 型紙: 『Ladyなデニム』テーパードパンツ
- 制作日数: 3日間 縫製5h22m
- 完成: 2026年1月4日
春夏用にホワイトデニムで、また作りたい。



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