ブラウスの「後ろあき」が開かないようにする方法を調べた #ただ服をつくる

制作記録
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「スラッシュあき」はもうイヤ!

洋裁の本でかぶりのブラウスは「スラッシュあき」仕様になっていることが多い。

だけど、私はこの「スラッシュあき」が苦手だ。
「あき」の部分から下着が見えたりするし、油断するとボタンが外れたまま歩いているのもしょっちゅう。
えりの縫製が下手くそという問題もあるが、それ以前に、既製服でもわりとボタンが外れやすかったりするのは、体型のせい(=左右の肩甲骨に引っ張られる)ではないだろうか……。

「スラッシュあき」以外の方法

他の方法はといえば、コンシールファスナーをつけるとか、後ろボタン開きにするとか……。

後ろボタンもいいんだけど、椅子に座ったとき背中に当たりそう。ヨークで切り替えて、上部だけボタン開き、下部はギャザーというデザインもよく見る。

スラッシュあきに「持ち出し」をつける方法【動画】

しばらく探したら、スラッシュあきに「持ち出し」を付けてボタンやスナップで止める方法を見つけた。

手持ちの型紙を利用して、動画の通りに縫ってみた。

型紙ビフォー。

元の型紙(『セットアップで着たい服』よりNo.22ブラウス)

アフター。持ち出し分を5cmつけて……

『ただ服をつくる』動画を参考にして製図した「見返し」

縫ったらこんな感じ。
動画の通り、スラッシュの幅が10ミリだと大きくて、隙間を閉じようとするとタックができる。あきの幅はもっと小さいほうがいいかも。

記事を見てコメントくださった方がいて「両側2ミリずつ、幅4ミリで目を細かくして縫っています」とのこと。なるべく細く縫ったほうがよさそうだ。

持ち出しつきスラッシュあき(表側)

淡いほうの色が「後ろ見返し」部分。

持ち出しつきスラッシュあき(裏側)

めくるとこんな感じで、ボタンやスナップを付けられる。

持ち出しつきスラッシュあき(めくったところ)

なるべくスラッシュの幅を小さくして、ボタンやスナップでぴったり閉じてしまえば、これまで悩んでいた問題は解決しそうだ。

すばらしい!
考案されたのは『ただ服をつくる』という動画チャンネル運営者のいづみさんという人だ。

今度、かぶりのブラウスを作るときはこの方法でやってみたい。

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