毎年恒例、1年間のソーイング成果を総括するこのコーナー。
自分以外のだれも求めていないと思うけど、過去の記事をふりかえると自分の成長を感じるのが楽しくて、続けている。
作品数
- シャツ・ブラウス 16着
- ジャケット・コート 2着
- ワンピース3着
- パンツ7着
- スカート2着
全30着

2023年の23着から大幅に増えました
7月に家庭用ミシンを購入したらボタンホールが簡単に縫えるようになり、うれしくなってシャツをたくさん作った。
『すてきにハンドメイド』を見てアロハ作りに熱中し、自分のも作ったしメンズも何枚も作った。おかげでアロハの縫製には慣れたが、それ以外のスタンダードなシャツやメンズのシャツは生地の扱いがうまくいかず、納得いくものは作れなかった。
初めて作るパターンはうまくいかなくてもしょうがない。1回目の経験を生かして次はもっといいものができればそれでいい。
2024年はよくばってあれこれやろうとしすぎ、散漫になったのが反省点だ。
2025年は作品数を絞って、一つ一つの完成度を高めることにこだわりたい。
ソーイングにかけた費用(一部編み物も含む)
年間119,631円
(その内、中古ミシンの購入費36,600円)

2023年は総額161,817円でした!
目標は10万円。ミシンを買ったわりにはまずまずおさえられた。
最近始めた編み物もレシートがいっしょになっているので、次から分けて集計するつもりだ。
2025年は編み物と合算で10万円におさえたい。
お気に入り作品 ベスト3
1位 紬のオケージョンワンピース

着物の柄とプリンセスラインのパターンがマッチしたお気に入りの作品。
2位 ソレイヤードのパンツ

売り場にあった残りを全部集めても用尺が足りず、無理やりはぎ合わせて完成させた。
ソレイヤードの本を見て作ったから涼しく着心地もよく、真夏に最適のパンツができた。
3位 ゆかたのアロハ

アロハはたくさん作っただけあって、わりとどれもいい出来だったが、あえて選ぶならこれ!
派手な柄を生かし、柄取りがうまくいった。
習得した技術
1. 着物のほどき地や反物を利用するワザを覚えた
着物をほどくのは時間さえかければだれでもできるが、型紙に合わせてはぎ位置を工夫したり、効果的に柄を配置するためには知恵が必要だ。
柄がうまくハマると快感になり、着物の魅力に取りつかれた。
2. ボタンホール縫い
家庭用ミシンのおかげで、ラクにボタンホールが縫えるようになった。
ボビンを別に用意しなければならないところは手間だが、とにかく押さえの交換が簡単で、ミシンを出すところから始めて、縫い始めるまでに5分とかからない。
結果として職業用のボタンホーラーより早く、失敗が少ない。価値ある買い物だった。
3. 帽子のサイズ調整
頭が大きいので市販の帽子はサイズが合わず、自分で作るときもサイズ調整が必要だ。
型紙を拡大コピーするワザを覚えたら、ラクに調整できるようになった。(横幅は広げたいが縦は大きくしたくないので、サイドクラウンを縫った後で底辺を少しずつ削って様子を見る)
4. ボトムス作り
少しだけテーパードになった「ルーズフィットパンツ」が好きで、クロップトパンツの型紙を伸ばしてフルレングスにするとちょうどいいことがわかった。
- 香田あおい『Ladyなデニム』のクロップトパンツ(ウエストゴム)
- かたやまゆうこ『みんなのカットソー』のスリムパンツ(ニットの型紙、ウエストゴム)
- 金子俊雄『オールシーズンのメンズ服』のクロップトパンツ(ファスナー開き)
夏も冬も自作のパンツをはいて、他のボトムスの出番がなかった。
どちらかというとトップスよりボトムスのほうが作るのが難しい。まともにはいて外出できるレベルのものを作れるようになり、上達を感じた。
2025年の目標
2024年は取りつかれたように次々作品を作り、生地も買い過ぎるほど買って持ち越した。
在庫はこの通り。
12月から編み物を始めたのが、いい気分転換になっている。編み物は日数がかかるからソーイングと交互にやると、作品数を抑えつつ気分を変えて両方楽しめるんじゃないかと思う。
冬の間編み物しつつ、確定申告もやりつつ、合間にソーイングをして在庫を減らしたい。
今年はなるべく知恵を使って、お金をかけずに趣味を楽しむのが目標だ。
コメントはこちらから(お気軽にどうぞ)