二重仕立てのノースリーブブラウス【白いシャツを一枚、縫ってみませんか?】伊藤まさこ

トップス
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春になると、総レースが着たくなる。
今年は、円形のカットワークレース(通称:サークルレース)でブラウスを縫った。

型紙

型紙は、伊藤まさこさんの『白いシャツを一枚、縫ってみませんか?』より「二重仕立てのブラウジングシャツ」を選んだ。

肩のタックで斜めに線が入るのがポイント。

ブラウジングバージョン(シーチングが硬いため裾のふくらみは小さめ)

裾の三つ折りを利用して細いゴムを入れ、ブラウジングさせる仕様だ。
「裾はまっすぐ下に落ちる方が私らしいな」と思い、結局ブラウジングしなかったが……。

ブラウジングなしバージョン

襟ぐりや脇から下着が見えにくいように工夫された型紙だ。9号、11号の2サイズしかないのが惜しい。

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制作のメモ

この本は初心者向けに書かれており、難しいところはない。

仕様書ではトップ(表地)が袋縫い。ベース(裏地)が縫ってぬいしろを割るように指示がある。
レースはわざわざ袋縫いしなくても片側に倒しておけば十分と思いつつ、脇だけ袋縫いした。
裏地は2枚いっしょにロックミシン。

襟と袖ぐりの始末に表地と似たような色のバイアステープ(9mm)を使用し、表に縫い目が出ないように手でまつって裏側にぴったり付けた。(本の指示では、ぬいしろをバイアスでくるんで裏柄に折り、数か所手縫いで固定することになっている。本ではオーガンジーを使用していることと、初心者向けに簡単な方法として採用していると思うのだが、そもそもオーガンジーって初心者には難しくない……?)

表地の裾は三つ折りしやすいように、横地に取って生地の耳のレースがない部分を利用している。

裏地の裾はきれいに三つ折りする自信がなかったので、端から1cmに捨てミシンをして、縫い目でアイロンをかけるとうまくいった。

完成

裏面
  • 生地: 京都のレース屋松村商店 サークル柄カットワークレース(グレー) 1.5m
  • 材料費: 合計3,600円
  • 型紙: 伊藤まさこ『白いシャツを一枚、縫ってみませんか?』より
  • 製作日数: 5〜6日
  • 完成: 2022年4月3日

まさこさんが意図したデザインとは全然違う形になったが、私好みのシンプルな形にできて満足だ。

刺繍部分に硬さがあるので、肩のタックはひかえめな仕上がりに。(シーチングもそこそこ硬いが、着ると胸の上まで線が入って、おもしろかった。)

ラブリーになりやすいサークルレースはグレーを選び、甘さを抑えた。


裏地はベンラセーヌ。夏向けのさらっとした生地で上質感があり、気に入った。

前半はベビーロックのスタジオに持ち込み、レンタルミシンで縫ったのだが、係の男性がベンラセーヌを縫うために丁寧に糸調子を整えてくれたことが印象的だった。「ここまでやるのか!」と驚くほど、何度も試し縫いをし、時間をかけて丁寧にやってくださった。

こうした薄い生地は、糸調子が合っていなければパッカリング(=細かい縫いジワ)ができてしまう。
レンタル機では、下糸がわずかにきつかったようで、ネジをゆるめて調節するやり方を教えていただいた。軽く釜を振って、5〜10cmぐらい糸が引き出されて出てくるぐらいが適正だそうだ。

帰宅後に早速ベビーロックのミシンを注文し、続きを縫ったのがこのブラウスだ。
3月はなかなかソーイングに時間をとれず、少しずつ進めたので完成が今頃になってしまった。この後は春物のニットを縫う予定だ。

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