年代物のブラザーのミシン台を手に入れた話

ミシン・洋裁道具
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昨秋、祖母から古いミシン台とミシンを譲り受けた。

家財便で送る際にテーブルを広げて、びっくり。謎の穴が開けられているではないか!

祖母がどのようにして使っていたのか、わからないが……どうもミシンを買い替えたときに形が合わないので、穴を開けて無理矢理使っていたようだ。

読者の方からコメントいただき、ミシンを内部に格納するための部品(蝶番だとか)が付いていたのではないか?とのこと。その線で調べてみたい。

古いミシン台についての情報は極端に少ない。

この台と似たものを洗面台にリフォームして使っている人をTwitterで見かけた。

要らないbrotherのミシン台を洗面台にDIYしたのん正解だったと思う。(シンクもちょっと深かったら良かったなぁ。 pic.twitter.com/9Fim8LIuZF — 🎴🎲🎴麦(ʍʊɢɨ)🎴🎲🎴 (@tsubame71) July 13, 2016

ナイスアイデア!

ばあさまの台も天板を外して交換したらいいのではないかと思うが、まあ、めんどくさいよね……。
当面は板切れをのせて使うことにした。

1. MDF材をのせて穴をふさいだ

 こういうときにまず行くのはダイソーだ。

ダイソーのMDF材 60×30cm 200円
ダイソー リメイクシート

MDF材のボードにリメイクシートを貼って使用することに。

リメイクシートには木目調だとかいろんな柄がある中から、無難に合いそうなものを選んだ。しっかり畳みグセがついており伸ばしきれなかったが、下に敷くものだからまあいいだろう。

台に載せるとこんな感じ。大きな違和感はない。

2. 扉の部品の取り付け

取手の部品が一部破損していた。どうも、ネジの頭が取れてなくなってしまったようだ。

元々の部品(裏側)


東急ハンズで適合する部品を探して付け変えた。
サイズがわからなくても売り場に見本があり、ねじ込んで試すことができる。

また相談カウンターでも親切に対応していただき、アドバイスをもらった。
合わない部品を買ってしまうと二度手間になる。DIYに詳しくない人は、係の方のアドバイスをもらった方が無難だ。

新たに取り付けた部品

3. 本来の使い方は……

本来はこのように扉を開放して、中にペダルを置いて使っていたんじゃないかな〜〜?

そのための配線が内部を通っていたはずだ。天板に開けられた穴は線を通すためのルートだったのかもしれない。

母の知り合いに、ブラザーの元営業だったという人(推定70代男性)がいる。今度、その方に本来の使用方法を訊いてほしいと母に頼んでおいた。

4. 内部の物入れ 

扉の内側の物入れは、内部が汚れていたのでネジを外し、台所洗剤とメラミンスポンジで磨いたら、きれいになった。
これで安心して糸などを入れられる。

ペダルを入れて使うなら、下のスペースにはあまり物を入れない方がいいんだろうな〜〜。

5. 全体の汚れ

全体の汚れは住居用洗剤(リンレイ・床クリーナー)を水でうすめて、洗剤拭きした。

全体にうっすらと長年の汚れが堆積していたらしく白い布が黒く汚れて驚いた。洗剤拭きの後、水拭きを2回行った。

6. 木の剥がれは補修用塗料でリペア 

よく見ると、扉や引き出しのフチが削れて白木が見えている。
補修用の塗料を買ってきて自分で直した。

ビフォー:補修前
アフター:補修後

今時は補修用のマニキュア、筆ペンだとか便利なグッズがいろいろとある。
(100均などでよく見るクレヨンタイプは剥がれやすく手や洋服にくっつくので、家具の補修には向いていない。念のため。)

私は「かくれん棒」の水性ペイントを利用し、100均で買った小筆でちょいちょいっと塗りつけて補修を試みた。
なるべく近い色(ダークオーク)を選んだつもりだが、木目があるので場所によっては筆のあとが目立つ。そのような箇所は、半乾きのときに乾いた布でサッサとぼかすようにしたら自然になじんだ。ファンデーションを塗った後、スポンジでなじませるのと同じ要領だ。

7. 現況

少し手を加えた結果、こざっぱりして、使いやすいスペースになった。

使うたびにミシンを出したりしまったり……なんて考えただけでめんどくさい。どんな小さなスペースでも作業台は絶対にあったほうがいい。

穴が開いていることをのぞけば、この台は見た目もシックで気に入っている。祖母の愛用品を受け継いで使うことができて良かった。

よし、ミシンの練習がんばるぞ! 

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