20代の頃によく着ていたバティックのワンピース。
両親の旅行のお土産で涼しいのでしょっちゅう着ていた。



ちょっと見えにくいけど、チャイナカラーにチャイナボタンでした
久しぶりに着ようとしたらサイズアウトしていて「ですよねー」となった。ウエストダーツをほどいたってダメ!
このままでは着られないけど、スカートが長いから、うまく裁断すればフレアのブラウスくらいできるかもしれない。
リメイクに挑戦した。
型紙
『セットアップで着たい服』よりノースリーブのブラウス。
同じデザインでえりがあるのとないバージョンがあって、元々えりつきの服だから、生地が足りるならえりつきにしたい。


生地
スカート部分を脇でほどいて型紙をあててみたら、後ろはOK。
前は裾の幅がわずかに足りないが、大きく広がるフレアの形だから、適当につじつま合わせてOKにした。
背中側と前側の身頃から、えりと前後の見返しをそれぞれ取る。
裏えりの分は生地が足りず、別布を使用したが、元の生地が柔らかいので裏えりが硬めでちょうどいい塩梅になった。
縫製
洗いざらしのバティックはてろんてろんで縫いにくかったが、縫うところが少ないからなんとか縫えた。えりの縫製は柔らかい生地のほうが向いている。
えりを付ける段になって寸法が合わないことに気づいたが、理由がわからずそのまま仕上げてしまった。実は肩の縫い合わせの時点で5ミリずつズレていた。(よくやるミス)
えりのある服は必ずえりの寸法を測って、肩を縫い合わせた後で寸法通りに縫えているか、確かめないとダメだ。
布ループをはさむときによけないでスラッシュあきを縫い、中のループをいっしょに切ってしまう凡ミスもあった。
あとは大体きれいに縫えた。
感想
完成!

- 生地: 手持ちのワンピースからのリメイク
- 材料費: 110円(市販のバイアステープを使用)
- 型紙: 『セットアップで着たい服』よりNo.22のブラウス
- 制作日数:1日間 縫製5h
- 完成: 2025年6月3日
こんなにくたびれた服、普通なら捨てるところだけど、 特別お気に入りのワンピースなので生かすことができて良かった。

あと50回は着られるね!
ところで、今回、久しぶりにスラッシュあきを縫って、この縫い方が体に合わないことがわかった。

追記:えりがうまく縫えていなかったのでほどいて直した。しかし、えりがどうであれ、着たときにスラッシュが大きく開くのは変わらない。別の縫い方をしたほうが気持ちよく着られそう。
ブラウスのデザイン自体は気に入ったので、次回は後ろあきを工夫して別の縫い方でやってみるつもりだ。
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